HOME > 国際交流・留学 > グローバル ブリッジ オフィス > 学生の皆さんへのメッセージ
私がアメリカへの大学院留学を決めたのは学部 3 年生の時でした。留学を志すきっかけとなったのは、学部 3 年の夏に行ったオレゴンへの語学留学です。アメリカという多国籍な環境で切磋琢磨すること、そして専門性を学びながら使える英語を習得できる、という点にも魅力を感じ、オレゴン州立大学の修士課程に入学しました。
最初は英語力も足りず大変な思いをしましたが、1 年後には研究も留学生活も楽しくなり、修士号取得後は博士課程に進学しました。院生時代は学位取得に向けて厳しいことも多かったですが、知識を貪欲に吸収し研究に没頭できる貴重な時期でした。また、アメリカの大学院で様々な国籍や立場の親友達と出会い過ごした事は、人生においてかけがえのない経験です。私にとっては、留学の一歩を踏み出した事が、今の自分の研究や人生の広がりに繋がっています。
理学研究院で実施している短期留学プログラムOSSEP も、私の留学時代の恩師達の後押しもあって、オレゴン州立大学と連携して実現することができました。OSSEP で一緒にオレゴンに行った学生の皆さんの体験談も HP で紹介していますので、ぜひ読んで見てください。留学経験者はそろって、機会があればぜひ早い時期に留学することを勧め、海外に出てみることでその後の自分が変わり将来の選択肢が広がる、とアドバイスします。大事なのは 'Step out of your comfort zone' 慣れ親しんだ環境からあえて踏み出して、自分の可能性を拡げてみる、そして多様な環境にふれることによって 'Think outside the box' 自由な発想で新しい考え方ができる、ことだと思います。
理学研究院グローバル ブリッジ オフィスでは、学生の皆さんの留学や国際的な研究活動の支援を行っています。皆さんが九州大学と世界を結ぶ架け橋となって活躍されることを応援しています。