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 岩見准教授らがC型肝炎治療薬の効果的な組み合わせを定める方法を開発しました。
平成29年2月8日(水)
 九州大学大学院理学研究院の岩見真吾准教授は、国立感染症研究所、金沢大学、名古屋市立大学等との共同研究により、C型肝炎治療薬の効果的な組み合わせを定める方法を開発する事に成功しました。
 C型肝炎に対して、現在では10種類を超える薬剤が利用可能となってきていますが、複数の薬を組み合わせる多くの治療選択肢の中から“最も良い組み合わせ”を見つけなくてはならないという新しい問題も浮かび上がっています。研究グループは、様々な薬剤を用いたC型肝炎ウイルスの感染培養実験を実施し、得られた実験データをもとに数理モデルと呼ばれる数学的な方程式で解析し、コンピュータシミュレーションを援用する事で網羅的に薬剤組み合わせの特徴を解析しました。これにより、今後の治療選択肢として有望な3剤組み合わせでは、現在わが国で主流である2剤併用治療と比較して大幅に薬剤耐性ウイルスの出現リスクを下げられる事が示唆されました。それぞれの薬剤の利点・欠点を補完した最適な組み合わせの薬剤開発によりC型肝炎治療が一層加速する事が期待されます。
 本研究成果は、米国科学アカデミー紀要『Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America(PNAS)』で2017年2月7日(火)に掲載されました(https://doi.org/10.1073/pnas.1610197114)。
※本件についての詳細およびお問い合わせ先は以下をご覧ください。
関連先リンク
 ・プレスリリース(九州大学:PDF)
 ・数理生物学研究室
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