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 山下研究員らが南海トラフ西方プレート境界浅部すべりについて新たな知見を得ることに成功しました。
平成27年5月12日(火)
 九州大学大学院理学研究院附属地震火山観測研究センターの山下 裕亮 研究員(現所属:東京大学地震研究所・特任研究員)、清水 洋 教授らの研究グループは、鹿児島大学、長崎大学、東京大学地震研究所、防災科学技術研究所との共同研究により、九州東方・日向灘で実施された海底地震観測によって南海トラフ近傍のプレート境界浅部で発生する「低周波微動」の発見に成功し、その詳細な活動特性を初めて明らかにしました。その結果、プレート境界深部で発生する「低周波微動」と同様の移動現象を有することから、プレート境界浅部でも「スロースリップ」が発生している可能性があることを見いだしました。東北地方太平洋沖地震の発生以降、根本的な見直しが求められているプレート境界浅部すべりに関する理解を深める上で、非常に重要で新たな知見となり、海溝型巨大地震とそれに伴う津波の発生モデルの高度化に役立てられると期待されます。
 本研究成果は、5月8日(金) (米国東部時間)に米国科学雑誌「Science」に掲載されました。
※本件についての詳細およびお問い合わせ先は以下の九州大学プレスリリースをご覧ください。
関連先リンク
 ・プレスリリース(九州大学:PDF)
 ・附属地震火山観測研究センター
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