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 高橋准教授らが40億年前の月の自転軸が数十度ずれていたことを明らかにしました。
平成26年5月9日(金)
 月探査機「かぐや」月磁場研究グループの九州大学大学院理学研究院・高橋太准教授と東京工業大学大学院理工学研究科・綱川秀夫教授(グループリーダー)らは衛星観測データを解析し、太古の月には地球と同じように大規模な磁場が存在していたこと、現在とは数十度異なる自転軸だったことを明らかにしました。
 現在の月には大規模な磁場はありません。本研究から、約40億年前の月中心部では溶けた鉄が活発に運動し磁場を発生していたことがわかりました。その磁極は離れた2箇所にあり、一つは現在の月北極付近にありますが、もう一つは数十度離れていました。磁極の位置は自転軸の極とほぼ一致する性質があり、月の自転軸はかつて今の位置から大きく離れていたことになります。このことは、月の形成と進化を明らかにする上で非常に重要な成果です。
 本研究成果は、2014年5月4日(日)18時(英国時間)に、英国国際学術誌“Nature Geoscience”オンライン版で公開されました。
※本件についての詳細およびお問い合わせ先は以下の九州大学プレスリリースをご覧ください。
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 ・プレスリリース(九州大学:PDF)
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