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 島崎教授らが気孔開口を促進し、水不足条件では水分消費を抑えるタンパク質を発見しました。
平成25年7月10日(水)
 気孔は開口によって光合成によるCO2固定を可能にする一方、水の消費を調節する陸上植物に必須の器官です。大学院理学研究院の島崎研一郎教授らの研究グループは、気孔開口に必要なK+(カリウムイオン)取り込みの通路になるK+チャネル(※1)の働きに必要なタンパク質(AKS)を発見し、このタンパク質がなければK+チャネルの数が減少し気孔開口が阻害される事を示しました。一方、植物が水不足に陥ると、植物ホルモンのアブシジン酸の作用により、このタンパク質の働きが抑えられ(図1B)水の消費を抑えるのに役立つことが分かりました。
 本研究成果は、米国科学雑誌Science姉妹誌のオンラインジャーナル『Science Signaling』に6月18日(火)公表されました。
(※1) K+チャネル
 細胞膜に存在し、開閉を行うことによりカリウムの輸送に役立つ一群のタンパク質
関連先リンク
 ・プレスリリース(九州大学:PDF)
 ・細胞機能学研究室(島崎研)
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