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 理化学研究所の森田浩介さん(九大理学部卒業生)が113番元素の合成に成功しました。
平成24年9月28日(金)
 理化学研究所 仁科加速器研究センター 森田超重元素研究室の森田浩介 准主任研究員らの研究グループは8月12日、113番元素の合成に成功しました。森田浩介准主任研究員は九大理学部で学位を取得されています。
 113番元素はこれまで国際機関から元素として認定されていない為、新元素と認定されれば元素の命名権が与えられます。その場合、日本人が命名した元素が初めて周期表に載る事になります。年内にも命名権についての見解が示される見込みです。
 これまで1番から112番までの元素と、114番、116番の元素が認定されており周期表に掲載されています。その内、92番ウランまでの元素は自然界で発見されましたが、それより元素番号の大きい元素は人工合成によって発見されてきています。
 同研究グループは2004年、2005年にも113番元素発見の研究成果を上げていますが新元素として認定されませんでした。今回は3度目の発見となります。これまでの研究成果と大きく異なり、新しい元素の崩壊過程を発見しています。国際機関から新元素として認定されるには、合成した新元素が既知の元素へと崩壊している事を確認される事が重要視されている為、今回の研究成果が新元素認定につながるであろうと期待されています。
関連先リンク
 理化学研究所
  ・3個目の113番元素の合成を新たな崩壊経路で確認
   (プレスリリース)
  ・森田超重元素研究室
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