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 高岡名誉教授が日本地球化学会「柴田賞」を受賞しました。
平成21年10月13日(火)
 このたび、本学の高岡宣雄名誉教授(大学院理学研究院 地球惑星科学部門)が日本地球化学会「柴田賞」の2009年受賞者に選出されました。柴田賞は、日本地球化学会が「地球化学の発展に関し、学術上、顕著な功積のあった者」に授与するものです。
受賞者
 高岡 宣雄 (九州大学名誉教授)
  「希ガス同位体比の精密測定に基づいた地球・ 宇宙科学の研究」
主な受賞理由
 大学院以来、極く微量(約100万原子レベル、現在では1万原子)の全ての希ガス(HeからXe)の同位体比を精密に測定する方法を開発して広く研究者に提供して、希ガス地球科学研究を盛り上げた。また、自らもダイヤモンドなどの地球のマントル物質の研究に関与したほか、月の岩石・隕石などの宇宙物質を分析して宇宙・地球科学の研究に寄与したこと、更に、希ガス同位体比の精密測定によって、テルル-130原子核のダブルベータ崩壊の半減期決定((7.9+-1.0)xE20年)に成功した。
受賞者について
 高岡名誉教授は、2000年に「極微量希ガス同位体の地球化学的研究」で地球化学研究協会学術賞(三宅賞)を受賞、2004年に「極微量希ガス同位体比測定法の確立と地球科学的方法によるテルルの二重ベータ崩壊の研究」で日本質量分析学会・学会賞を受賞しています。現在はテルル-130原子核のダブルベータ崩壊を利用した Te-Xe法という全く新しい年代測定法を使って、金鉱脈の年代測定を試みています。
関連先リンク
 ・日本地球化学会
 ・地球化学研究協会
 ・日本質量分析学会
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