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理学部卒業生の與田博明氏が平成19年度発明表彰を受賞されました。
平成19年7月31(火)
 理学部物理学科の卒業生(昭和57年卒)である與田博明氏(株式会社東芝 研究開発センター 所属)が、「超小型・大容量HDD用磁極分離型磁気ヘッドの開発」で平成19年度の全国発明表彰 発明賞を受賞されました。
 これは、昨年の「超小型・大容量HDD用記録再生一体型磁気ヘッドの開発と実用化」で、第38回市村産業賞 功労賞を受賞されたのに続き、産業界の三大表彰とされている市村産業賞、大河内賞、全国発明表彰のうちの2つを受賞されたことになります。
 受賞対象となった技術は、ハードディスク用磁気ヘッドに関するもので、独自の「磁極分離」構造により、従来比1/20の微細化を可能とするとともに、“微細化と従来比10倍の高磁力化”という二律背反を完全に解決し、さらには製造誤差許容度も10倍に拡大したものです。1992年に特許を出願し、 1998-99年に初めて実用化され、2000年には世界中のハードディスクに採用され、事実上の世界標準となり、足掛け9年間使われつづけています。
 パソコンをはじめ、HDDカーナビ、HD-DVDレコーダー等に広く使用され、いつでもどこでも大量の情報が利用できるようになり、快適なユビキタス社会と新しい文化の発展に寄与し続けています。
全国発明表彰
 社団法人発明協会による表彰。我が国における発明、考案又は意匠の創作者並びに発明の実施及び奨励に関する功績を顕彰することにより、科学技術の向上及び産業の発展に寄与することを目的としている。
市村産業賞
 財団法人新技術開発財団により昭和43年に設立された賞。社会の繁栄の基礎は科学技術の進歩と産業経済の発展にあるとし、社会に貢献する普遍的な価値を表彰するために制定されたもので、産業賞と学術賞に区分されている。
受賞についての詳しい内容はこちらのページをご覧下さい。
 >>社団法人発明協会のホームページ(全国発明表彰)
 >>財団法人新技術開発財団のホームページ(市村産業賞)
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