数学科

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学部教育について
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1. 教育理念
教育理念・目標、育成する人材像
  黒板 人類が獲得した知的財産の根源をなすものは言葉であり、数と形の認識およびその表現、運用能力です。数と形が織りなす様々な構造の研究と、そこから生まれる数学的なものの考え方は古くより文化の発展と人類の繁栄をささえてきました。とりわけ、近代以降の科学技術の進歩は数学なくしては考えられません。また今もなお、新しい数学の研究がさかんに行われ、知の世界の新たな構築に大きく貢献しています。しかも、社会における数学的思考、知識の必要性は増加の一方です。情報化と国際化がますます進む現代にあっては、数学を学ぶことを通して得られる論理的な考え方や、普遍的で自由なものの見方が強く求められています。
 理学部数学科では、豊かな創造性に富んだ現代数学の概念や方法の基礎を修得させ、数学の先端研究をめざす者や教育者、つちかった数学の力を基盤として活躍できる技術者など、多様な分野で指導的な役割を果たす人材を育成したいと考えています。
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2. 教育プログラム
教育課程の特色・内容
   わが国における数学教育研究をになう中核機関のひとつとして、1994年に数学の独立大学院である数理学研究科(院)が発足しました。数学科の教育は、この数理学研究院に所属する約70名の教員が担当しています。本学科では、純粋な知的好奇心を原動力とする数学研究から、社会に役立つ数学研究まで、最前線の幅広い研究成果を垣間見ながら、高校数学では触れられない数学の抽象的な考え方や厳密な理論構成を学び、現代数学の基礎知識を身につけるとともに、その美しさを味わうことができます。現代社会を支える計算機の発達は数学を基礎としたものです。数学の基礎理論のみならず、計算機を背景とする数学の科学技術への応用の一端に接することができるのも本学科の大きな特色です。このような、純粋理論から科学や技術への応用までを視野におき、調和のとれた数学の教育・研究を行っているのはわが国では本学科・数理学研究院をおいてはありません。
教育指導体制・科目履修
  新入生歓迎会 1年生には、学科長とクラス指導教員が中心となってガイダンスを行うほか、各人に応じた修学指導を行うために、学生数名に1人の割合で教員がつくという修学指導員制度を導入しています。低年次では、外国語の習得をはじめ、幅広い教養の涵養を目的とする教養教育科目のほか、理系基礎科目、情報処理科目を学びます。数学に関しては、初年次から2年次前期にかけて、理系基礎科目として微分積分学、線形代数学を学びます。そのほか、高学年次に学ぶ数学に必要な基礎力を養うための数学基礎、少人数によるコアセミナーが開講されています。2年次後期と3年次前期で、純粋数学及び応用数学の各分野の基本的事項をバランスよく学びます。必修の講義科目には、内容の理解を深めるため演習の時間が設けられています。演習は2クラスに分けられ、複数の教員によりきめ細かい行き届いた指導が行われます。情報数学には計算機実習がつきます。3年次後期からは、現代数学のさまざまな分野の入門講義が開講されており、学生が自分の興味に応じて選択することができます。3年次後期及び4年次での必修科目である少人数セミナー(数理学講究I、II)では、興味のあるテーマ・話題からの専門分野への導入がはかられます。そこでは教員による個人指導のもと、学生自らが数学を能動的に学習する力を育成します。より専門的な学習、研究を希望する学生には、大学院進学への道が開かれています。
卒業要件および成績評価
   卒業に必要な単位は次の通りです。卒業が認定されると、学士(理学)の学位が授与されます。

卒業要件:127単位以上 うち
 ・全学教育科目 53単位以上
 ・専攻教育科目 70単位以上
  (うち必修科目32単位、選択必修科目16単位)
 ・総合選択履修方式科目 4単位以上

 2年次後期の専攻教育科目、3年次後期の数理学講究I及び4年次の数理学講究IIを履修するために必要な修得単位がそれぞれ規定されています。高等学校、中学校教諭の「数学」、および高等学校教諭の「情報」免許状取得のためのカリキュラムが整備されています。
 講義科目は筆記試験、レポートなどにより成績評価が行われます。講義・演習科目については演習発表の成績も評価の対象になります。3、4年次の講究はセミナーでの発表の内容、プレゼンテーションの仕方をもとに成績の評価が行われます。
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3. 求める学生像(求める能力、適正等)
   高校までの基礎学力が十分にそなわり、数学が好きである学生、あるいは自然科学、情報科学、社会科学の数理的側面に旺盛な好奇心をいだく学生を歓迎します。また、自らの興味や疑問をいだいた数学的問題に対し、じっくりと取り組んで考えるねばり強さや、自分の考えを人(友人、先輩、先生など)との議論を通しさらに深めていこうとする姿勢を尊重します。
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4. 入学者選抜の基本方針(入学要件、選抜方式、選抜基準等)
  計算機を使った授業 入学者選抜の方法として、個別学力検査(前期日程、後期日程)およびAO入試があります。
 個別学力検査においては、筆記試験によって、高等学校で学習した基本的知識を確実に修得していることや論理的思考力を判定し、数学に深い関心を持つ学生を選抜します。前期日程では、幅広い科目内容を着実に身につけていることが要求されます。後期日程では、数学のみの筆記試験を実施します。
 AO入試においては、個別学力検査を免除し、書類選考(第一次選抜)を経た後、第二次選抜として、総合評価方式(大学入試センター試験、課題探求試験、面接に基づくもの)による選考を実施し、入学者を選抜しています。AO入試においては、志望者の数学に対する関心の強さや適性の高さに的を絞った入学者選抜を行います。
 なお、上記のほか、高等専門学校等の卒業生を対象とした3年次編入学試験を実施しています。
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