地球惑星科学科

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大学院教育について
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修士課程
1. 教育理念
教育理念・目標、育成する人材像
  衛星から見た台風の眼  本専攻は、地球と太陽系の起源・進化過程、現在の姿、将来像および太陽・惑星・地球システムの複雑な相互関係を理解することをめざしています。そのために、太陽・惑星、惑星間空間、宙空、大気、海洋、地球表層、地球内部を対象として、幅広い視野に立った教育を行っています。きわめて複雑なシステムである地球惑星の起源・進化から、現状・未来にわたる広い時間スケールの現象から問題点を抽出する能力を養成します。その解決に向けた研究の立案・計画、調査・観測・実験・理論・解析にまたがる多彩な手法を学習します。これを通じて、学術的素養とともに多角的・学際的視野の育成を図ります。
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2. 教育プログラム
教育課程の特色・内容
   修士課程では、上記の教育理念に基づいて次のような教育を行なっています。地球惑星科学の専門的な研究の推進に不可欠な基盤的能力の確立を目的とした分野横断型の演習を行います。各指導教員の指導のもとに、セミナーを行い、各自の研究テーマに関する文献調査・購読を進め、問題点の把握や自己の研究の相対化を行うとともに、発表・討論能力の向上をめざします。社会のニーズや当該分野における研究の進展に対応した内容を随時取り入れた、地球惑星科学の幅広い領域の講義を開講し、広範な視野と専門的知識の獲得を図ります。修士論文研究では課題を自ら探求・発見し、多方面からアプローチして自主的・自立的に研究をすすめる過程を通して、先端的研究分野および社会全般の中で生じるさまざまな問題解決を図る能力をもった研究者、教育者および高度専門職業人の育成をします。
教育指導体制
   学生は主に所属研究分野の教員の指導を受けながら修士論文に向けた研究を進めます。基礎的な科目については理学府地球惑星科学部門および総合研究博物館の協力講座の教員による講義や演習などによる指導を受けます。他大学の教員による特別講義も行われます。
科目履修
 
1. リアルタイム観測地球惑星科学特別研究(必修 10単位):2年間にわたって、それぞれの指導教員の指導のもとで、修士課程研究テーマについて研究を行います。ほぼ修士課程の中間点にあたる1年次の1〜2月に、大講座ごとに中間発表会を開催して、修士1年次の研究成果を中間発表すると同時に、2年次の研究計画・方向性などを発表して、研究のいっそうの進展を図ります(特別研究I) 2年次2月には、研究成果を修士論文として提出します(特別研究II) これに先立って、研究成果を専攻主催の修士論文最終発表会(2年次1月)で発表します。
2. 地球惑星科学特別演習(必修 8単位):各指導教員の指導のもとに、セミナーを行います。
3. 演習科目(選択必修4単位以上):修士課程1年次に開講します(地球惑星解析演習、地球惑星数理演習、地球史生物史演習、物質科学演習など) 本演習では、修士課程研究に必要な基礎力の充実を図ります。
4. 講義科目(選択 8単位以上):地球惑星科学の幅広い領域の講義を開講し、広範な視野と専門的知識の獲得を図ります。
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3. 求める学生像(求める能力、適正等)
授業風景  本専攻では、以上のような教育理念・目的に沿って、修士課程学生として次のような入学者を求めています。
1. 地球惑星科学の研究を進める上で必要な基礎学力を十分に習得している人。
2. 地球と太陽系の起源・進化、現状、未来および惑星・地球システムにおける自然現象の相互関係を理解しようとする探求心をもっている人。
3. 地球惑星の起源・進化から、現状・未来にわたる問題を自立的に研究して独創的・先進的成果を導き、新たな研究分野を開拓・創出しようとする意欲をもって研究者をめざしている人。
4. 次代を担う若者の教育・啓発ができる教育者および現代の高度科学技術社会の基盤を地球惑星科学の立場から担うことができる高度専門職業人として社会に貢献したいと考えている人。
5. 研究者、教育者、高度専門職業人として、地球惑星科学における幅広くかつ高度な専門性を活かして国際的な場で活躍したいと考えている人。
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4. 入学者選抜の基本方針(入学要件、選抜方式、選抜基準等)
1. 入学要件
各年度の募集要項に記載のとおり。
2. 野外観測の説明 選抜方式
各年度の8月に第1次募集、11月〜12月に自己推薦方式による募集、3月に第2次募集を行います。いずれも、上記のアドミッションポリシーをふまえて、以下の考査を行います。英語は受験者のTOEICまたはTOEFLの成績を下に評価します。
第1次募集では学力検査(専門科目)および口頭試問を課します。専門科目の学力検査では、地球惑星科学の9専門科目から2科目を選択することを求めています(志望分野によっては、1科目が選択必修) また、修士課程での研究に不可欠な、学部レベルでの基礎学力を考査する目的で、各専門科目の出題範囲をきわめて基礎的な知識・必修的なものとし、それらを募集要項および地球惑星科学専攻ホームページ上で公開しています。
第2次募集では、英語、卒業研究又はこれに相当するものに関する基礎事項、及び修士課程の研究を行う上で必要な科目の基礎事項について口頭試問で考査します。
自己推薦方式による選抜試験では、内外の多くの学部・学科から優秀な資質を持つ多様な学生を受け入れることを目的として、提出書類、面接試験のみによる検査を行い、希望研究室における勉学と研究の適合の有無を基準に合否を判定します。
3. 選抜基準
 
第1次募集
専門科目(2科目200点)、英語(100点)および口頭試問の結果から、修士課程における地球惑星科学の研究を進めるに十分な基礎学力および英語力を修得しているかどうかを判定します。
第2次募集
英語、卒業研究又はこれに相当するものに関する基礎事項、及び修士課程の研究を行う上で必要な科目の基礎事項に関する考査の結果から、修士課程における研究を進めるに十分な基礎力・英語力を修得しているかどうかを判定します。
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5. その他
教員の研究活動
  理学部本館から見た風景 教員の研究は太陽地球系物理学、宇宙地球電磁気学、中層大気科学、対流圏科学、地球流体力学、固体地球惑星力学、地球内部ダイナミクス、岩石循環科学、地球進化史、古環境学、初期太陽系進化学、有機宇宙地球化学、希元素地球化学、地球惑星物質科学、観測地震・火山学、古生物学・鉱物学など地球内部から宇宙空間に渡る広い領域において、また太陽系創世記から未来までの長い時間に渡って、観測、実験、理論、数値シミュレーションなどさまざまな手法のもとに行われています。研究内容は日々進んでおり、最新の内容は地球惑星科学科ホームページで公開されています。
  就職、進学状況
   修士終了後は博士課程に進学する人と、就職する人はいます。修士修了後の就職先は、公務員、気象関係、情報産業、地質・建設・環境関係、エネルギー事業、化学工業、金融・保険業など広範囲ですが、最近はなかでも情報産業が増加しています。企業からの求人は100社以上と多く、これも広範囲ですが、自分で探し就職試験を受ける人も多くいます。いずれの場合でも、高い合格率を得ています。博士課程に進学する人は、博士の学位を得た後に、国内外の大学や研究機関、企業の研究所に就職します。
  その他受験生が主体的に進路選択をする上で必要な情報
  地球惑星科学専攻の教育や地球惑星科学部門の研究活動は、ホームページ
http://www.geo.kyushu-u.ac.jp/
で広く紹介していますので、受験生は進路選択に役立ててください。
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